大麻について

 高木一行先生のえん罪事件とも深い関わりのある「大麻取締法」。
「大麻[たいま]」というと、何か危険な、毒のある薬物、麻薬、といったイメージがつきまといますが、実は私たちの身近にある「麻[あさ]」と同じ植物のことです。
 麻の実は、お菓子などにも使われる一般的な食品ですし、麻から取れる油(ヘンプオイル)は、健康食品としてスーパーでも売られています。服の生地になる麻も、大麻の繊維です。
 日本では、戦後アメリカのGHQにより、石油エネルギーを日本で消費させるための方策として、強制的に大麻を取り締まる法律ができました。大麻が非常に優れたエネルギー資源であったため、栽培、所持、輸入を禁じたのです。
 欧米では近年、急激に大麻の非犯罪化が進んでいます。
 日本に大麻取締法を作らせたアメリカでは、すでに23州と首都ワシントンで医療大麻(難病の治療薬として処方される大麻)が合法化、4州(コロラド、ワシントン、オレゴン、アラスカ)では嗜好用の大麻までが合法となりました。

 ここでは、行政による「ダメ! 絶対!」を無意識のうちに刷り込まれている皆さんの大麻に関する誤解、無理解をなくし、難病に効能のある医療用大麻をはじめ、人々の生活に計り知れない恩恵をもたらす資源エネルギーであり、伊勢神宮等の神事に欠かせない神聖な植物としての大麻を、正しい知識と情報のもと、あらためて知っていただくため、大麻に関する文献、サイト、動画などをご紹介します。
「大麻取締法」がいかに意味のない法律であり、人権を侵害するもの、また憲法に照らしても「悪法」といって差し支えない法律であるか、高木一行先生が裁判で主張してきたこととあわせ、ご自身の曇りなき目と耳でご判断いただきたいと思います。



NATIONAL GIOGRAPHIC 201506
ナショナルジオグラフィック誌 日本版
2015年6月号
〜マリファナの合法化進む、薬物研究盛んに〜