司法・裁判関連ニュース


「最高裁判所裁判官の国民審査をどうする?」by 江川紹子

 ジャーナリスト江川氏の記事です。衆院選と同時に行なわれる最高裁判所裁判官国民審査は、投票用紙に何も書かないと自動的に「信任票」となります。現最高裁判事らを本当に「信」じ、「任」せてよいものか? 唯一の公的制度を活用し、司法制度にあなたの意思を反映させましょう!
<以下、本文より抜粋>
・・・・・今回の国民審査にあたって、私たちはどういう対応をとればいいのだろうか。
一つには、どうしたらいいか分からない場合は、無記入ではなく、×をつける、という選択がある。先に伊藤弁護士が説明したように、本来私たちに分かりやすく説明すべき裁判官たちが、その義務を果たしていないから「分からない」。なので、そういう裁判官達、今回で言えば10人全員に×をつける。一般国民が司法に対して物申せる唯一の機会が国民審査であることを踏まえれば、「冤罪の構図」をそのままにしている最高裁の姿勢に対する異議申し立てとして、裁判官全員に×をつける、という選択も大いに意味があるだろう。
これに対し、「よく知らない人に×をつけるのはいかがか」という声もある。しかし、よく知らない人に私たちの人権に関する判断を預けるというのは、もっと怖いことではないのか。
国政選挙での一票の格差を訴えている弁護士などの「一人一票国民会議」も、1人が等しい一票を有することについて、最高裁の消極的な姿勢を指摘して、全裁判官にXをつけることを推奨している。


動画『日独裁判官物語』(監督:片桐直樹)

 自由がなく、市民との交流もない日本の裁判官と、政治・思想、すべてにおいて市民と同等の自由が保障されているドイツの裁判官。裁判官自身の自由が奪われているという事実は、「日本の裁判官に市民の自由、人権を保護する判決」を下すことを無意識のうちに拒絶させる原因になっているのではないでしょうか。


元裁判官・生田暉雄弁護士がぶちまける「デタラメだらけの裁判所」

 私たちは高木一行氏の裁判を経て、公平・公正な審理がなされなかったことや、それが高木氏一人でなく、日本における刑事裁判のほとんどが同じであるという恐ろしい事実にぶちあたりました。元裁判官の生田氏が語る裁判所の実体は、決して看過できない国家レベルの大問題です。